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【知ると面白い歴史】世界でも有名な企業ロゴ、その歴史とデザインの変移(後編)

 

 

前回の記事で、「知ると面白い歴史!世界でも有名な企業ロゴ、その歴史とデザインの変移(前編)」をご紹介しました!

 

前回に引き続き、今回は後編をご紹介します!

 

 

ペプシ

 

 

創業年:1893年

ロゴの導入:1898年

 

「赤」「白」「青」の円形ロゴで世界中に知られているペプシ。

 

ペプシのロゴが導入された当時は、赤い文字でエレガントな筆記体のロゴのデザインとなっています。

 

「PEPSI COLA」のPとCがつながっているのが、初期のペプシのロゴの特徴です!

 

1898年から1940年まで、ロゴに用いられていた色は「赤」と「白」のみでした。

 

現在のロゴは、この2色に「青」が加わっていますが、赤と白は初期の約40年間、ペプシのロゴデザインの主役でした!

 

1940年、ペプシは、よりクリーンでファンダメンタルなロゴに変更しました。

 

このロゴが現在で知られているペプシの円形ロゴ原点です!

 

赤と白の配色を維持しつつも、初めて青」がロゴのデザインに加わりました。

 

円の上から「赤」「白」「青」が配色されたボトルキャップのロゴのデザインは、1960年代まで続きました。

 

それから、1962年に「COLA」の言葉が削除され、「PEPSI」のみに変更されました!

 

1970年、ペプシのロゴはよりミニマルになり、現在のロゴと非常に近いデザインとなりました。

 

赤と白と青の円形のロゴから、筆記体のデザインも、コーラの文字も削除されました。

 

円の左右にも、円の中と同じく赤と青が配色されており、文字の背景と円の周りに白が使用されています。

 

複雑なロゴのデザインをやめ、シンプルでクリーンなロゴのデザインに変更しました!

 

1991年、ペプシは、文字と円のデザインを分けて、ロゴを配置するようになりました。

 

文字はラベルの上、赤と青の円形は右側に、文字があった円の中心には、波状の白い線が配置されました。

 

文字をより重視したロゴに変移しました。

 

1998年に、背景は青、文字は白に変わって、爽やかなロゴのデザインとなりました。

 

このデザインは、2008年に変更されるまで、10年間使用されていました。

 

2008年以降、円形のロゴのデザインが主役となり、主に文字の上に配置されるようになります!

 

新しいロゴのデザインでは、赤と青の間の白い線が上に向かって広がるように配置され、どこかスマイルマークを思わせる陽気なデザインになりました。

 

 

adidas

 

 

創業年:1920年

ロゴの導入:1949年

 

adidasは最初、3つのストライプの靴をロゴに使用していました!

 

それから、1971年、「Trefoil」のマークをアパレル使用にするため、adidasブランドの追加マークとして作成しました。

 

その後、adidasのシンボルとなりました!

 

adidasは、1990年、斜め3本のバーを統合されたコーポレートデザインとして導入しました。

 

「直面する課題と目標を達成する」という意味を込めて、ロゴを山のようなデザインに見せました!

 

 

スターバックス

 

 

創業年:1971年

ロゴの導入:1971年

 

1971年、スターバックスの創業者は、現在有名な両耳の人魚またはサイレンを特集したノルウェーの16世紀の木版画を見つけました。

 

ロゴ当初は、複雑なクラウンとテールを持つ裸のサイレンを組み込んだモノクロのデザインです!

 

1987年、ロゴのデザインを更新し、外側のデザインをグリーンにして、人魚のデザインも複雑に組み込んだロゴから検閲されました。

 

2011年に、人魚のイラストだけを残して、ロゴの外側のサークルを削除しました。

 

内側が黒だったのを、現在のスターバックスを象徴する色ともいえるグリーンのみにロゴが変更されました!

サイレンのイメージだけを残した大胆なデザインは、創業40年の間に達成されたスターバックスの象徴的な状況を反映しています。

 

 

シェル

 

 

創業年:1907年

ロゴの導入:1900年

ガソリンスタンドで古くから多くの人々に親しまれている「シェル」。

 

ロゴの誕生直後は、白黒のムール貝がモチーフになっていました!

 

誕生から4年後、モチーフとなっていたムール貝がホタテの貝殻へと変わりました!

 

その後、シェルのロゴは、少しずつ形を変え、1948年に、初めて「赤」と「黄色」が追加されました。

 

1971年には、デザイナーのRaymond Loewy氏によって、より親しみやすいデザインに変更され、ほとんど形を変えることなく、現在も使用されています。

 

ホタテの貝殻をモチーフにしてから100年以上、配色に赤と黄色が追加されてから半世紀以上も使用されている理由は、愛される形や目立つ配色にあるのかもしれません。

 

 

Canon

 

 

創業年:1933年

ロゴの導入:1934年

 

日本のカメラ会社で有名な「キャノン」。

 

現在では、鮮やかな赤のロゴで世界中の人々に知られています!

 

ロゴが導入された当初は、千手観音が描かれ、火をイメージした「KWANON(カンノン)」の文字がデザインされています。

 

観音様の慈悲にあやかり、「世界で最高のカメラを創る夢を実現したい」と願いを込めているロゴのデザインとなっています!

 

1935年、商業的に成功した後、本格的な生産を開始し、ブランド名を「Canon(キャノン)」に変更。

 

「C」の文字の先端が内側に折れ、シャープに尖っている独特なデザインとなっています!

 

そのロゴのデザインは、キヤノンの独創性と進取の気性を表しています。

 

1953年、第一次統一キヤノンのロゴを制定!

 

1956年、当初からの特徴を引き継ぎ、現在のキヤノンのロゴが生まれました!

 

それから約半世紀以上の間、ロゴのデザインは変移することなく、独創的なキヤノンのロゴを世界中で親しまれています。

 

 

 

まとめ

 

前回の記事と同様、今回の後編でも有名な企業のロゴを5つご紹介いたしました!

 

いかがだったでしょうか!

 

有名な企業のロゴは、時代の流れの変化により、ロゴのデザインも同じく変移しています。

 

「知ると面白い歴史!世界でも有名な企業ロゴ、その歴史とデザインの変移について」前編後編を、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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